【相談先で結果が変わる】生成AI開発会社おすすめ10社!日本の大手からスタートアップ企業まで紹介

押さえておきたいポイント
  • 生成AI開発会社は「基盤モデル」「サービス提供」「受託開発」「業界特化」の4タイプに分類できる
  • 選定する際は「実績」や「サポート範囲」などで比較するのがおすすめ
  • 生成AI開発の費用相場は100万円〜3,000万円程度と、開発規模で大きく変わる

生成AI開発を成功させる最短ルートは、「目的に合う生成AI開発会社」を選び、PoCから運用までを一気通貫で設計することです。

とはいえ、生成AIの開発会社を探している方の多くは、「どの会社に相談すべきかが分からない」と悩んでいるのではないでしょうか?

そこで今回の記事では、おすすめの生成AI開発会社や失敗しない選び方を解説します。

最後まで読むことで、「自社の課題ならどのタイプの会社に頼むべきか」がクリアになり、最短で成果につながる相談先を選べるようになります。

生成AI導入を「検討止まり」にしないために、ぜひこのまま読み進めてください。

\生成AIを活用して業務プロセスを自動化/

  1. 生成AI開発会社とは
  2. 生成AI開発会社に依頼するメリット
    1. 専門人材とノウハウをまとめて借りられる
    2. 開発スピードと品質を両立しやすい
  3. 生成AI開発会社にはどんなタイプがあるか
    1.  基盤モデル(ファウンデーションモデル)開発企業
    2. アプリケーション・サービス提供企業
    3. ソリューション・受託開発企業
    4. 業界・技術特化型スタートアップ
  4. どんなプロジェクトで生成AI開発会社が活きるのか
    1. 社内業務の効率化(問い合わせ対応・文書作成・検索など)
    2. 顧客向けサービス・プロダクトへの生成AIの組み込み
    3. チャットボット・FAQ・コンタクトセンターの高度化
    4. 独自LLMやナレッジ検索(RAG)の構築
  5. 失敗しない生成AI開発会社の選び方
    1. 自社と近い業界・用途の実績があるか
    2. 使うLLMや技術(ChatGPT・Claude・国産LLMなど)が自社要件に合うか
    3. 要件整理やPoCから一緒に考えてくれるか
    4. セキュリティ・ガバナンス・運用まで見てくれるか
    5. 内製化や人材育成まで支援してくれるか
  6. 生成AI開発の費用相場
  7. 生成AI開発会社のおすすめ10社を一覧で比較
  8. 生成AI開発会社とのプロジェクトの進め方
    1. 初回相談〜提案までの流れ(ヒアリング・簡易提案)
    2. PoCフェーズで確認したいこと(精度・運用イメージ・ROI)
    3. 本開発〜テスト〜本番リリースまで
    4. リリース後の改善・チューニングの進め方
  9. 生成AI導入はパートナー選びが肝心!自社に合う生成AI開発会社に相談しよう
  10. 最後に

生成AI開発会社とは

会社

生成AI開発会社とは、文章・画像・音声などを生成するAI(生成AI)を活用し、業務やサービスに合わせたシステムの設計・開発・運用支援を行う企業のことです。

ChatGPTClaudeなどのLLMを用いたチャットボット構築、社内文書の自動作成、ナレッジ検索(RAG)、ワークフロー自動化などを要件整理・PoC・本開発・改善まで一貫して支援しています。

近年は独自モデルの開発や学習支援、セキュリティやガバナンス整備まで担う会社も増えています。

なお、おすすめの生成AI開発企業や依頼時のポイントを知りたい方は以下の記事もご覧ください。

生成AI開発会社に依頼するメリット

生成AI開発は「動くものを作る」だけでなく、精度・セキュリティ・運用まで含めて設計できるかが成果を左右します。

開発会社に依頼すれば、社内の不足リソースを補いながら、失敗確率を下げて最短で価値検証から本番導入へ進めるのが大きなメリットです。

専門人材とノウハウをまとめて借りられる

LLM選定・プロンプト設計・RAGのデータ整備・評価指標づくり・セキュリティ設計などは試行錯誤が前提で、未経験だと遠回りになりがちです。

開発会社なら過去の実装パターンや失敗例を踏まえ、要件整理からPoC、本番運用までの勘所をまとめて提供できます。その結果、社内の学習コストを抑えつつ、早い段階でROIの見込みを立てやすくなります。

開発スピードと品質を両立しやすい

開発会社は、データ前処理・検証手順・ガードレール(禁止回答・機密対策)・ログ設計・改善サイクルまで含めた開発プロセスを持っているため、開発スピードと品質を同時に高められます。

生成AIはPoCで素早く仮説検証を回す一方、本番では誤回答や情報漏えい、コスト増といったリスクを抑える仕組みが欠かせず、場当たり的な実装だと手戻りが発生しがちです。

開発会社の型に乗せれば、評価指標の設計やテスト、監視・改善の運用までを前提に進められるため、短期間で成果を示しつつ、リリース後も安定して使える品質を維持しやすくなります。

生成AI開発会社にはどんなタイプがあるか

生成AI開発会社 タイプ

生成AI開発会社と一口にいっても、提供している価値は大きく4タイプに分かれます。自社の目的に合わせてタイプを選ぶことが、失敗しない近道です。

 基盤モデル(ファウンデーションモデル)開発企業

基盤モデル開発企業は、LLMなどの「土台となるモデルそのもの」を研究・学習し、提供する会社です。

高性能なモデルを継続的に改善できる体制が強みで、API提供やオンプレ・専用環境での提供、追加学習(ファインチューニング)向けの仕組みを用意している場合もあります。

特に、以下のような自社独自の要件を満たすために、モデルレベルから設計したい企業と相性が良いです。

  • 日本語特化のモデルを作りたい
  • 社内データで追加学習させたい
  • 厳格なデータ管理を実装したい

ただし、導入にはデータや評価、運用まで含めた体制づくりが必要になりやすい点は押さえておきたいところです。

アプリケーション・サービス提供企業

アプリケーション・サービス提供企業は、生成AIを組み込んだプロダクトやSaaSを提供し、すぐ使える形で価値を届ける会社です。

議事録作成・問い合わせ対応・文章生成・社内検索・クリエイティブ制作支援など、用途別に完成度の高い機能をパッケージ化していることが多く、短期間で導入効果を出しやすいのが特徴です。

要件がそのサービスの提供範囲に収まるなら、開発コストを抑えつつ運用までスムーズに進められます。一方で、独自要件が多い場合はカスタマイズの限界や連携範囲を事前に確認しておくと安心です。

ソリューション・受託開発企業

ソリューション・受託開発企業は、クライアント企業の課題に合わせて生成AIを設計・開発し、システムとして実装する会社です。

以下の流れをプロジェクトとして支援できるため、「自社の業務に合わせた最適解」を作りたいケースに向いています。

  1. 業務要件の整理
  2. PoC
  3. RAG構築
  4. 既存システム連携
  5. セキュリティ設計
  6. 運用監視

汎用ツールでは埋まらない業務フローや、権限管理・監査ログなどの企業要件を満たしたい場合に特に力を発揮します。成功の鍵は、実績のある領域かどうか、提案の中に運用までの設計が含まれているかを見極めることです。

業界・技術特化型スタートアップ

業界・技術特化型スタートアップは、特定業界(医療・製造・金融・建設・法務など)や特定技術(音声・画像・エージェント・RAG最適化など)に尖った強みを持つ企業です。

業界固有のデータ構造や用語、規制、現場運用を理解しているため、汎用的な生成AIよりも「現場で使える精度」や「導入定着」まで踏み込めます。

特定の課題がはっきりしている場合は、最短距離で成果につながることも少なくありません。その一方で、対応範囲が限定的なケースもあるため、連携先や拡張性、長期運用の体制を確認しておくと失敗しにくくなります。

どんなプロジェクトで生成AI開発会社が活きるのか

生成AIは幅広い業務に使えますが、成果が出やすいテーマには共通点があります。ここからは、生成AI開発会社が活きるプロジェクトを紹介します。

社内業務の効率化(問い合わせ対応・文書作成・検索など)

社内業務の効率化は、生成AIの費用対効果が出やすく、開発会社の支援で短期間に成果を作りやすい領域です。

例えば社内問い合わせ対応では、回答元となる規程・マニュアルの整備、参照範囲の制御、誤回答時のエスカレーション設計が必要になります。

文書作成や要約でも、社内の書式やトーン、禁止表現、レビュー導線まで決めないと現場に定着しにくいのが実情です。

開発会社は、データの整形からプロンプト・RAG設計、評価指標、権限管理まで含めて設計できるため、「使って終わり」ではなく継続的に改善できる仕組みとして導入を進められます。

顧客向けサービス・プロダクトへの生成AIの組み込み

顧客向けに生成AIを組み込むプロジェクトでは、品質とリスク対応が事業成果に直結するため、開発会社の設計力が重要になります。

ユーザー体験としては自然な対話や提案が求められる一方、誤情報・攻撃的な出力・個人情報の扱いなどのリスクも同時に管理しなければなりません。また、モデル利用コストやレスポンス速度、ピーク時のスケールといった非機能要件もシビアになりがちです。

開発会社に依頼すると、UX設計からガードレール、ログ・監視、A/Bテスト、改善サイクルまでを前提に組み込めるため、プロダクト品質を保ちながら段階的に機能拡張しやすくなります。

チャットボット・FAQ・コンタクトセンターの高度化

チャットボットやコンタクトセンターは、生成AIの導入効果が大きい一方で、設計を誤ると「回答が不安定で使われない」状態になりやすい領域です。

FAQの表現ゆれや情報の古さ、回答根拠の提示不足などがあると、現場はすぐに利用をやめてしまいます。さらに、オペレーター支援ではCRMやチケット管理との連携、対応履歴の要約など、周辺システムとの統合が欠かせません。

開発会社なら、ナレッジ整備・RAGの精度検証・根拠提示・有人対応への切り替え・監査ログまで含めて設計できるため、運用現場で回る仕組みとして高度化を進められます。

独自LLMやナレッジ検索(RAG)の構築

独自LLMやRAGの構築は、技術難易度と運用難易度が高く、開発会社の支援価値が最も出やすいテーマの一つです。

RAGは「社内文書を入れれば賢くなる」ものではなく、データの品質管理、分割・メタデータ設計、検索精度の評価、参照権限、更新フローが揃って初めて安定します。

独自LLMに踏み込む場合は、学習データ設計、計算資源、評価基盤、モデルの継続改善体制まで必要になり、PoC段階で判断を誤るとコストが膨らみがちです。

開発会社と進めれば、どこまでをRAGで解くか、どこから追加学習が必要かを切り分け、セキュアな運用と改善の仕組みまで含めて実装できます。

失敗しない生成AI開発会社の選び方

選ぶ

生成AI開発は「作って終わり」になりやすく、会社選びを間違えるとPoC止まり・精度不足・運用崩壊が起きがちです。ここでは、提案比較のときに必ず押さえたい5つの観点を整理します。

自社と近い業界・用途の実績があるか

生成AIは汎用技術に見えて、業界・業務によって「効く設計」が変わります。近い実績がある会社ほど、要件の落とし穴(現場運用、例外処理、データの癖、評価の仕方)を最初から織り込めるため、手戻りが減ります。

確認したいポイントは次のとおりです。

  • 同業界の導入経験(規制・用語・データ構造の理解があるか)
  • 同用途の実績(RAG・問い合わせ対応・要約・生成・エージェントなど)
  • 成果指標が明確(工数削減・正答率・解決率・一次対応率などで語れるか)
  • 似た規模の導入(部署限定/全社展開、BtoB/BtoCなど)

提案書で「PoCをやります」だけでなく、過去案件で「何を測って、どう改善して、どう定着したか」が語れる会社だと安心です。

使うLLMや技術(ChatGPT・Claude・国産LLMなど)が自社要件に合うか

LLMは性能だけで決めると失敗しやすいため、要件との相性で選ぶ必要があります。特に企業利用では、データの取り扱い・提供形態・コスト・セキュリティ性が重要です。

また「LLMを何に使い、何をLLMにさせないか」を提案段階で整理できる会社は、プロジェクトが安定しやすいです。

要件整理やPoCから一緒に考えてくれるか

生成AIは要件が曖昧なまま実装に入ると、PoCで「それっぽいデモ」はできても本番で詰まります。要件整理から伴走してくれる会社だと、目的→評価→運用までの筋道が通り、投資判断がしやすくなります。

さらに、評価データやテストケース、合格ライン、運用体制までを最初から逆算して検討できるため、PoC結果を「次に何をすれば本番に進めるか」という意思決定につなげやすくなります。結果として、検証で終わらず、現場定着まで見据えた開発計画を立てられる点が大きなメリットです。

セキュリティ・ガバナンス・運用まで見てくれるか

生成AI導入では、精度よりも先に「安全に運用できるか」が壁になることがあります。ここを軽視すると、「審査で止まる」「現場が使えない」「トラブルで利用停止になる」といった事態が起きやすいです。

提案を比較する際は、次の領域までカバーしているかを見るのがおすすめです。

  • ガードレール設計(禁止回答・機密・個人情報の扱い・プロンプトインジェクション対策)
  • 権限管理(誰が何の情報にアクセスできるか)
  • 監査ログ(入力・出力・参照元・ユーザー操作の記録と追跡性)
  • 品質監視(誤回答率・参照ミス・コスト・応答遅延などのモニタリング)
  • 運用ルール(更新フロー・事故時の対応・問い合わせ窓口)

「リリースしたら改善できる」ではなく、リリース後に改善し続けられる設計を最初から組み込める会社が強いです。

内製化や人材育成まで支援してくれるか

生成AIは導入後の改善が成果を左右するため、長期的には社内に知見を残すほうが強いです。内製化支援がある会社なら、外部依存を減らしつつ、運用・改修のスピードが上がります。

具体的には、プロンプト設計や評価設計の考え方を共有し、社内メンバーがレビューできる体制を作れるか、RAGのデータ更新やログの見方、品質劣化時の原因切り分けなどを運用手順として移管してくれるかが重要です。

こうした移管が進めば、軽微な改修や改善は社内で回せるようになり、開発会社には難易度の高い部分だけを依頼する形に最適化できます。

生成AI導入で成功するための秘訣については、下記の記事で詳しく解説しています。ぜひ、ご覧ください。

生成AI開発の費用相場

生成AI開発の費用は、開発規模や連携するデータの種類などで大きく変わります。

特に費用差が出やすいのは、要件定義の深さやデータ準備の有無で、同じ「チャットボット」でも中身次第で見積もりは大きく変動します。

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規模目的・想定費用目安
小規模(検証・MVP)プロトタイプ作成、実証実験(PoC)、限定部署での試用100万円〜500万円程度
中規模(社内利用)社内向けQA/RAG、業務特化の支援ツール、簡易なシステム連携500万円〜1,500万円程度
大規模(一般公開・高度)一般公開サービス、複数システム統合、大規模データ連携、高度な実装1,500万円〜3,000万円以上
生成AI開発の費用相場

なお、上記はあくまで開発費の目安で、別途「LLM利用料(API費用)」や「インフラ費」「運用保守(監視・改善・ナレッジ更新)」が継続的に発生するケースも多いです。

見積もりを比較する際は、初期費用だけでなく、運用まで含めた総コストで判断しましょう。

生成AI導入の費用相場について詳しくは下記の記事を参考にしてください。

生成AI開発会社のおすすめ10社を一覧で比較

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会社名生成AI開発会社のタイプ主なプロダクト/提供開発実績のある業界(公式記載ベース)内製化支援
WEELソリューション・受託開発生成AIコンサル/開発、AIエージェント開発、生成AIセミナー/研修教育・IT・出版・食品・エネルギー・通信などあり
ABEJAソリューション・受託開発(プラットフォーム併用)ABEJA Platform(設計〜運用までEnd-to-End支援)小売全般(アパレル・雑貨・食品など)あり
エクサウィザーズアプリ/サービス提供+ソリューションexaBase 生成AI、生成AI活用研修金融・製造・ヘルスケア・通信・エネルギー・人材・物流 などあり
ブレインパッドアプリ/サービス提供+コンサルRtoaster GenAI(サイト内AI検索)、企業向け研修小売・旅行・自動車・IT・製造・電力・メディアなどあり
AIdeaLab基盤モデル(動画生成)+技術特化スタートアップ動画生成AI基盤モデル開発、生成AI事業立ち上げ支援エンタメ・教育・広告などあり
マクニカソリューション提供+コンサルAIプラットフォーム/議事録作成ツールの提供など製造・建設・小売・インフラ・教育・物流・不動産などあり
KICONIA WORKSソリューション・受託開発生成AI/LLM・RAG等の開発支援IT・広告などあり
OPTiM業界・技術特化型スタートアップAI社内ポータルサービスやクラウドAI文書管理システムなど医療・建設・農業などあり
富士通フロンテックアプリ/サービス提供TeamConnect(AIチャットボット)など小売・インフラ・金融・製造・自治体などあり
Preferred Networks基盤モデル+ソリューション/プロダクト国産基盤モデルPLaMo、PreferredAIなど製造・化学・ライフサイエンス・エンタメ・小売・金融・公共などあり
生成AI開発会社のおすすめ10社比較表

生成AI開発に最適な会社は、導入目的や実際に活用する業務で変わります。そのため、まずは「何をどこまで自動化したいのか」を整理したうえで、強みが合う会社を選びましょう。

なお、WEELでは要件整理〜PoC〜本番運用まで伴走し、業務に合わせたRAGやAIエージェント開発も支援可能です。迷ったらまずWEELへご相談ください。

生成AI開発会社とのプロジェクトの進め方

生成AI開発は、早く作ることよりも「検証→本番→改善」を前提に進めることで成果が出ます。ここでは、初回相談からリリース後のチューニングまで、失敗しにくい進め方をフェーズごとに整理します。

初回相談〜提案までの流れ(ヒアリング・簡易提案)

最初のフェーズは、課題の棚卸しと「生成AIでやるべきこと・やらないこと」を切り分ける段階です。

ヒアリングでは、以下を整理します。

  • 対象業務(誰が・いつ・何に困っているか)
  • 現状の業務フロー、
  • 利用するデータ(規程・FAQ・ナレッジ・顧客履歴など)
  • セキュリティ条件
  • 既存システム連携の有無

そのうえで開発会社側は、想定ユースケース・簡易PoC計画・概算見積もりとともにスケジュールを提示します。

ここで重要なのは、機能一覧よりも「成功条件(KPI)」「検証方法」「運用前提」が提案に含まれているかを確認することです。

PoCフェーズで確認したいこと(精度・運用イメージ・ROI)

PoCは動くデモではなく、「本番導入に進む判断材料」を集める期間です。

特に、以下の3点を確認します。

  • 精度(正答率だけでなく、根拠提示・誤回答の傾向・想定外質問への耐性も重要)
  • 運用イメージ(誰がナレッジを更新し、誤回答が出たときにどう直し、ログをどう見て改善するか)
  • ROI(工数削減・一次解決率・対応時間短縮など)

PoCの終わりには、合格ラインに対する結果と、次フェーズで必要な改善内容を明文化しておくと、本開発のブレが減ります。

本開発〜テスト〜本番リリースまで

本開発では、PoCで見えた課題を解消しながら業務に組み込める形へ仕上げます。RAGを使う場合は、文書の整備と分割・メタデータ設計を固め、参照権限と更新フローまで決めて品質を安定させましょう。

既存システムと連携するなら、認証・権限管理や監査ログ、有人対応への切り替え導線までを実装範囲に含める必要があります。

テストは機能面に加えて想定外質問や攻撃入力も確認し、機密情報の混入や負荷・コスト増まで検証して運用事故を防ぎます。最後に、部署限定での先行リリースから始めて範囲を広げると、現場のフィードバックを取りながら安全に立ち上げられます。

リリース後の改善・チューニングの進め方

生成AIはリリースして終わりではなく、使われ方に合わせて調整し続けることで初めて成果が安定します。現場で実際に投げられる質問は想定より幅が広く、初期設定だけでは誤回答や検索漏れ、コスト増が起こりやすいからです。

さらに、同じ仕組みでもUIの導線や回答の出し方次第で利用率や満足度が変わるため、運用データを見ながら磨き込む工程が欠かせません。

進め方は、ログから「どんな質問が多いか」「どこで失敗しているか」を把握し、失敗の原因を分類するところから始まります。

失敗の分類例
  • RAGで参照文書が見つからない
  • 根拠が弱い
  • 情報が古い
  • LLMが指示に従わない
  • 回答が長いor短い
  • 権限設定や更新フローが回っていない

次に、分類した原因に合わせて手を打ちます。ナレッジの追記・整理、分割やメタデータの見直し、検索条件の調整、プロンプトやテンプレの改善などです。

最後に、KPI(一次解決率、工数削減、満足度、月額コスト)を定点観測し、週次〜月次で改善を定例化すると、品質と成果がぶれにくくなります。

なお、生成AI導入で失敗しないためのポイントを下記の記事で詳しく解説しています。ぜひ、こちらもご覧ください。

生成AI導入はパートナー選びが肝心!自社に合う生成AI開発会社に相談しよう

生成AI導入を成功させるには、技術力だけでなく、要件整理から運用改善まで伴走できるパートナー選びが肝心です。会社ごとに得意領域が異なるため、自社の目的と課題に合う相手を選ぶことが成功への近道になります。

まずは気になる会社に相談し、提案内容と進め方を比較しながら、自社にとって最適な一社を見つけましょう。

WEELが“失敗しないAI導入”を伴走します。

最後に

いかがだったでしょうか?

生成AI開発会社に依頼すれば、要件整理からPoC、本番運用・改善までを一気通貫で進めやすく、最短で成果につながる導入が実現できます。とはいえ、自社の目的に合う会社選びや費用感の判断は難しいため、まずは「やりたいこと」と「扱うデータ」を整理したうえで、実績のあるパートナーに相談するのがおすすめです。

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tamura

監修者田村 洋樹

株式会社WEELの代表取締役として、AI導入支援や生成AIを活用した業務改革を中心に、アドバイザリー・プロジェクトマネジメント・講演活動など多面的な立場で企業を支援している。

これまでに累計25社以上のAIアドバイザリーを担当し、企業向けセミナーや大学講義を通じて、のべ10,000人を超える受講者に対して実践的な知見を提供。上場企業や国立大学などでの登壇実績も多く、日本HP主催「HP Future Ready AI Conference 2024」や、インテル主催「Intel Connection Japan 2024」など、業界を代表するカンファレンスにも登壇している。

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