【保存版】自社ECの売上が伸びない7つの原因|GA4で原因を特定する診断チェックリスト付き

【保存版】自社ECの売上が伸びない7つの原因|GA4で原因を特定する診断チェックリスト付き

【保存版】自社ECの売上が伸びない7つの原因

「広告費をかけたのに、全然売れない…」「アクセスはあるのに、なぜか購入につながらない…」
「リピーターが全然増えなくて、毎月新規を取り続けるのがしんどい…」

ECサイトを運営していると、こんな悩みにぶつかることって、本当によくありますよね。
でも実は、これらの悩みはぜんぶ「原因が違う問題」なんです。

「売れない」と一口に言っても、人が来ていないのか、来ているのに買わないのか、買ってくれても二度と来ないのか原因によって打つべき手がまったく違います。

闇雲に施策を試し続けて、時間もお金も消耗してしまう前に、まず「自分のサイトのどこに問題があるか」を正確に特定することが、売上改善への最短ルートです。

この記事では、中小ECサイトでよく見られる売上が伸びない7つの原因を、GA4のデータを使った診断方法とセットでご紹介します。
記事の最後には診断チェックリストもつけていますので、ぜひ自社サイトと照らし合わせながら読んでみてください。

まず知っておきたい「EC売上の方程式」

原因を探る前に、EC売上の基本構造を整理しておきましょう。売上はシンプルに分解すると次の4つの掛け算で成り立っています。

売上 = アクセス数 × CVR(購入率) × 客単価 × リピート率

売上 = アクセス数 × CVR(購入率) × 客単価 × リピート率

この4つの数値のどこに問題があるかで、取るべき施策がまったく変わります。たとえばアクセス数が少ないのに客単価を上げようとしても、焼け石に水。逆にアクセスが十分あるのに広告費だけ増やしても、CVRが低いままでは利益は生まれません。

大切なのは「どの数値が悪いか」を正確に見極めてから動くこと。次のセクションで、その見極め方を一緒に見ていきましょう。

【自己診断】GA4で「自分がどのパターンか」を30秒で特定する

原因探しに最も役立つツールがGA4(Google アナリティクス4)です。以下の3ステップで、自社サイトの問題箇所をざっくり特定できます。

GA4の「レポート →集客→ トラフィック獲得画面」でセッション数をクリックすると、指定期間中のサイト全体のセッション数を確認できます。

月間セッション数を確認する

目安として、月間セッション数が1,000以下の場合は、まず集客問題の可能性が高いです。どんなに良い商品を並べていても、見てもらえなければ購入は生まれません。

セッション数がある程度あるのに売れない場合は、CVR(購入率)を確認します。GA4の、流入チャネル別のセッションに対する購入完了数の割合(購入率)を見てみましょう。
GA4では「セッション キーイベント率」という表示になっています。

CVR(購入率)を確認する

CVRも悪くないのに売上が伸びない場合は、リピート率や客単価に目を向けます。

GA4で確認する数値問題のある場所該当する原因
月間セッション数が1,000以下集客・認知原因①②
セッションはあるがCVRが1%以下サイト・商品ページ原因③④
CVRはあるがリピートが少ない・客単価が低い顧客育成・UX原因⑤⑥⑦

自社ECの売上が伸びない7つの原因と改善策

こんな状態ではないですか?

サイトを作ったはいいけれど、Googleにも全然表示されないし、広告も出していない。SNSアカウントはあるが投稿が少ない。

これは「砂漠の真ん中に看板なしでお店を開いた状態」です。どんなに素晴らしい商品を揃えていても、存在を知ってもらえなければ売上はゼロのまま。

(集客チャネルが未整備)

ECサイトへの集客は、大きく3つのチャネルがあります。

  • SEO(検索からの自然流入):時間はかかるが資産になる
  • Web広告(リスティング・Meta広告など):即効性があるが費用がかかる
  • SNS:ファンを育てやすいがCVまでの距離が長い

まずは広告で短期の流入を作りながら、並行してSEOを仕込む「両輪戦略」がおすすめです。どちらか一方だけに頼るのは、中小ECにとってリスクが高くなります。

こんな状態ではないですか?

広告費はそれなりにかけているのに、セッションのわりに購入がない。Instagramのフォロワーは増えているが、購入につながっていない。

アクセス数があっても「商品を買う気がない人」を集めていては、売上にはなりません。これは量より質の問題です。

たとえばリスティング広告でブランド名ではなく広すぎるキーワードで出稿していたり、SNSで「いいね」を集めやすい投稿ばかりしてフォロワーと購買層がずれていたりするケースがよくあります。

改善のポイント

GA4の「集客 → トラフィック獲得」レポートで、チャネルごとのCVRを比較してみましょう。CVRが極端に低いチャネルは、ターゲットのズレが起きているサインです。広告キーワードやSNS投稿の内容を、実際に購入する人のペルソナに合わせて見直してみてください。

こんな状態ではないですか?

商品ページに写真が1〜2枚しかない。説明文がスペック情報だけで、使うシーンや使い心地が伝わらない。レビューがゼロ、またはほとんどない。

ECサイトでは、お客様は商品を実際に手に取れません。「これ、良さそう!欲しい!」と思ってもらうためには、写真・文章・レビューの3点セットがとても重要です。

  • 写真:複数アングル・使用シーン・サイズ感がわかるもの
  • 説明文:スペックだけでなく「誰に・どんな場面で・どんな良いことがあるか」を書く
  • レビュー:購入後のフォローメールでレビュー投稿を依頼する仕組みを作る

Success

こんな状態ではないですか?

カートに入れてもらっているのに購入完了しない「カゴ落ち」が多い。会員登録が必須になっている。決済手段がクレジットカードだけ。

「欲しい」と思ったのに購入できずに離脱してしまう。これは非常にもったいない機会損失です。

特に多いのが、購入ステップの多さと決済手段の少なさ。スマートフォンからの購入が主流になった今、入力フォームが長くて途中で諦めてしまうお客様はとても多いのです。

購入フローでお客様が離脱している

改善のポイント

GA4の「エクスプローラ → ファネルデータ探索」で、カート追加から購入完了までのどのステップで離脱が起きているかを可視化できます。離脱率が高いステップを特定し、そこを重点的に改善しましょう。

こんな状態ではないですか?

いつも新規顧客の獲得ばかりに力を入れている。購入後のフォローがほとんどなく、一度買ったお客様がそのまま音信不通になっている。

新規顧客を獲得するコストは、既存顧客にリピートしてもらうコストの5倍以上かかると言われています。つまり、リピーターを育てることが最もコスパの良い売上アップ施策のひとつなのです。

  • 購入後のお礼メール+商品の使い方案内
  • 定期的なメルマガ・LINE配信で「また来たい」と思わせるコンテンツ提供
  • 会員限定クーポンや誕生日特典などのロイヤルティプログラム

会員限定クーポンや誕生日特典などのロイヤルティプログラム

特にメルマガやLINEは、コストをかけずに既存顧客と継続的に接点を持てる手段として非常に効果的です。「配信する内容が思いつかない」という方は、商品の裏話や使い方アイデアなど、お客様にとってためになる情報を送るだけでも反応が変わります。

こんな状態ではないですか?

購入件数はそこそこあるのに、売上がなかなか伸びない。注文のほとんどが単品で、まとめ買いがほとんどない。

同じ購入件数でも、客単価が2倍になれば売上も2倍になります。客単価を上げる仕掛けを作ることは、集客と同じくらい重要な施策です。

  • クロスセル:「この商品と一緒によく買われています」で関連商品を提案
  • アップセル:上位グレード・まとめ買いセットを提案
  • 送料無料ライン設定:「あと○○円で送料無料」を表示してカゴ追加を促す

送料無料ラインの設定

特に送料無料ラインの設定は、すぐに実装できて効果が出やすい施策のひとつ。「もう1つ買えば送料無料になる」という心理は、購買行動に大きく影響します。

こんな状態ではないですか?

GA4を設置しているが、ほとんど見ていない。施策を打っても効果を検証せず次の施策へ移っている。感覚や勘で運営している。

原因①〜⑥は、データを見なければ気づけません。「なんとなくうまくいっていない気がする」では、どこを直せばいいかわからないまま時間とお金が失われていきます。

まずはGA4とGoogleサーチコンソールで、最低限この5つの数値を毎月確認する習慣をつけましょう。

確認すべき指標確認場所見るべきポイント
月間セッション数GA4 レポート概要前月比・前年比で増減を把握
CVR(購入率)GA4 コンバージョン1%を下回っていないか
流入チャネル別CVRGA4 集客レポートどのチャネルが効率よく売れているか
表示回数・クリック率Googleサーチコンソールどのキーワードで流入しているか
カゴ落ち率GA4 ファネル探索購入フローのどこで離脱しているか

OMOKAJIからひとこと

「データを見たいけど、何を見ればいいかわからない」という声はとても多いです。OMOKAJIではGA4のデータを拝見しながら、御社のECの課題を整理するところからご支援しています。
まずはお気軽にご相談ください。

診断チェックリスト:当てはまる数で優先施策がわかる

以下のチェックリストで、自社サイトに当てはまるものを確認してみてください。

  • 月間セッション数が1,000以下
  • SEO対策・Web広告・SNSのどれもほぼ手をつけていない
  • 広告を出しているがセッションのわりにCVRが極端に低い
  • CVRが1%を下回っている
  • 商品ページの写真が1〜2枚しかない
  • 購入時の会員登録が必須になっている
  • 決済手段がクレジットカードのみ
  • 購入後のメール・メルマガ・LINEの配信をしていない
  • リピーター比率が20%以下
  • クロスセル・アップセルの仕組みがない
  • GA4をほとんど確認していない
チェック数状況の目安優先して取り組むべきこと
1〜3個基礎はできている段階チェックが入った項目から1つずつ改善を
4〜6個複数の課題が複合している集客・CVR・リピートの優先順位を整理して施策を
7個以上全体的な見直しが必要な状態専門家への相談を検討するタイミングです

まとめ:「なぜ売れないか」がわかれば、解決策は見えてくる

ここまで読んでくださって、ありがとうございます!
自社ECの売上が伸びない原因、いくつか心当たりはありましたか?

「全部当てはまる…」と焦ってしまった方も大丈夫。大事なのは一度にすべてを解決しようとするのではなく、一番効果が出やすいところから手をつけることです。

まず確認してほしいのは GA4 のデータ。セッション数・CVR・流入チャネル。この3つを見るだけで、「集客が足りないのか」「ページで離脱しているのか」がかなり絞り込めます。データを見てから動くことで、時間もお金も無駄なく使えるようになります。

OMOKAJIでは「売上を上げること」だけでなく、「利益をちゃんと残せるEC」を一緒につくることを大切にしています。
「どこから手をつければいいかわからない」「データを見たいけど何を見ればいいかわからない」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

GA4のデータを一緒に確認しながら、御社のECに合った改善の優先順位を整理するところからお手伝いします。一歩一歩、着実に売上を積み上げていきましょう!

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