静止画が動き出す!AIダンス動画の作り方とおすすめツールを徹底解説

押さえておきたいポイント
  • ダンス経験や編集スキルがなくても、静止画1枚あれば誰でも動画を作成できます
  • 制作コストを大幅にカットできる
  • 商用利用の規約や著作権を確認し、権利とルールを守ることが大切

AIダンスとは、生成AIを活用して人やキャラクターを自由に踊らせた動画のことです。近頃は動画生成AIの進化により、ダンス経験やプロ級の編集スキルがなくても高品質なダンス動画を作れる時代になりました。SNSでの発信や商品のPR、エンタメ用途まで、活用の幅は格段に広がっています。

この記事では、AIダンス動画の作り方からおすすめツール、注意点までを丸ごと解説します。AIダンスに興味のある方はぜひご覧ください。

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ダンス動画は生成AIで作成できる時代

これまでダンス動画を作るには、ダンサーの手配や本格的な機材、高度な編集技術が欠かせませんでした。しかし現在は、生成AIを使えばたった1枚の静止画から自然に踊る動画を生み出せます。足りないコマをAIが予測して生成したり、リズムの同期を生成AIにお任せできるため、初心者でも完成度の高い映像表現が可能です。

制作コストと時間を大幅に削れるこの手法は、個人クリエイターだけでなく企業のマーケティング担当者の皆さんからも、現在注目を集めています。

なお、生成AIサービスについて詳しく知りたい方は以下の記事も合わせてご確認ください。

生成AIでダンス動画を作るメリット

生成AIでダンス動画を作るメリット

AIダンス動画の大きな魅力は、制作ハードルの低さです。撮影が不要なので、皆さんの好きな時間・場所で制作できます。また、自分だけのオリジナルキャラクターを踊らせれば、他と差別化されたユニークなコンテンツを作れるのも嬉しいポイントですね。

修正や作り直しもスムーズで、トレンドに合わせた量産も意図した通りに作成できます。投稿頻度が成果を左右するSNS運用において、AIダンスは皆さんの継続的な発信を支える、心強い味方になってくれるでしょう。

実際に生成AIでダンス動画を作ってみた!

今回は「生成AIで作ったオリジナルキャラクターが音楽に合わせて踊る動画」をテーマに制作してみました。だいたいの完成形をイメージしながら、以下の4つのステップで進めました。

  1. ChatGPTでモデル画像を作成
  2. MurekaでBGMを作成
  3. Sora2で動画生成
  4. Canvaで素材を統合して編集

すべての工程で生成AIを活用し、撮影は一切行っていません。各工程のポイントを順に解説しますので、皆さんもぜひ制作の流れをイメージしながら読み進めてください。

完成した動画はこちら

STEP

踊らせるモデルの画像を用意

まずは主役となる人物やキャラクターの画像を用意しましょう。フリー素材でも良いですが、オリジナリティを出すなら画像生成AIを使うのがおすすめです。

今回はChatGPTでオリジナルキャラクターを作成しました。ポイントは、全身が写っていて直立に近いポーズを選ぶことです。そうすることで、動画にする際に自然な動きになりやすくなります。また背景をシンプルにしておくと、映像が乱れるのを防ぐことができます。

モデル画像生成の様子

ざっくりとしたプロンプト(指示文)でも、形になっているのがわかります。何回か修正を加えて完成したキャラクターがこちらです。

完成したモデル画像
STEP

BGMを用意

次に、ダンスの土台となるBGMを選びます。既存の曲でも良いですが、ビジネスでの利用を考えるなら著作権トラブルを避けるためにMurekaなどの音楽生成AIでオリジナル曲を作るのが安心です。

テンポやジャンルなどのプロンプトを入力するだけで、イメージしている楽曲がすぐ完成します。キャラクター作成と同じように、何回か修正を加えていくと洗練されていきます。AIダンスでは音楽のリズムが動きに大きく影響するため、ノリの良さを意識してBGMを選んでみましょう。

BGM生成の様子
STEP

お好みの動画生成AIで踊らせる

次はSora2で動画を作成していきます。今回はSNSでも見やすい16:9のサイズで生成しました。プロンプトは「この画像の女の子が全身を使って踊っている動画を作成してください。」としました。

数分待つと、動画が完成しました。実際に撮影をすると何日もかかってしまいますが、生成AIならわずか数分です。ただし生成できた動画の長さは10秒だけでしたので、長い動画を作成する際は、同じテイストで動画をいくつか生成する必要があります。

動画生成の様子

また、①で作成した画像をプロンプトに挿入しましたが、出来上がった動画ではキャラクターの雰囲気が変わっていました。今回は問題ないと判断しましたが、作成したキャラクターを忠実に踊らせたいのであれば、他の生成AIを使うのも手です。

STEP

Canvaなどの編集ツールで組み合わせて完成

最後に、生成した動画とBGMをCanva(編集ツール)で重ね合わせます。動画と音楽をドラッグ&ドロップ操作するとあっという間に形になり、これだけでプロが作成したかのような仕上がりになります。

必要であれば、カット作業や字幕・背景を追加するのも良いでしょう。Canvaは直感的な操作が可能なので、生成AIが作った素材の良さを最大限に活かしつつ、パズルを組み合わせるような手軽さで、最高の一本を完成させてみてくださいね。

編集の様子

AIダンス動画作成でおすすめな生成AI

AIダンス動画を作成するにあたっておすすめなツールは、皆さんが作りたい動画の目的によって変わってきます。モデル作成、BGM、動画生成と、それぞれの得意分野を持つツールを組み合わせることで、表現の幅は無限に広がります。

以下に代表的なツールをまとめた比較表を作成しました。商用利用(お仕事での利用)ができるかどうかや料金体系も事前にチェックして、皆さんの作りたいものに合わせて最適なツールを見つけてみてください。

モデル生成

こちらはモデル生成ツールの比較表です。どのツールも概ね商用利用が可能です。

スクロールできます
ツール料金商用利用
ChatGPT無料/有料商用利用可能(条件あり)
Nanobanana2無料/有料商用利用可能
Adobe Firefly有料商用利用可能
モデル生成ツール比較表

BGM生成

こちらはBGM生成ツールの比較表です。商用利用は概ねできそうですが、プラン・ライセンスによってできる範囲が異なってくるので、使用するときは規約等の確認が必要です。

ツール料金商用利用
Suno無料/有料商用利用可能(有料プランのみ)
Amper Music有料商用利用可能(ライセンスに条件あり)
AIVA無料/有料無料プランは不可(無料プラン以上でも利用範囲が異なる)
BGM生成ツール比較表

動画生成

こちらは動画生成ツールの比較表です。音楽生成ツールと同じく商用利用は概ねできそうですが、プラン・ライセンスによってできる範囲が異なってくるので、使用するときは規約などの確認をするようにしましょう。

ツール料金商用利用
Sora2無料/有料商用利用可能(有料プランのみ)
Google Veo 3.1未定概ね商用利用可能(ツールの規約確認が必要)
Runway無料/有料概ね商用利用可能(ツールの規約確認が必要)
動画生成ツール比較表

各ツールの最新情報は頻繁に更新されるため、公式サイトでプランごとの権利関係(クレジット表記の必要性など)もあわせて確認しておくと、トラブル防止につながります。

なお、無料で使える動画生成AIツールのおすすめを知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

もっと手軽にAIダンス動画が作れるアプリ

まずはスマートフォンなどで直感的に制作を完結させたいという方には、アプリ型のツールが適しています。自由度やクオリティに制限はありますが、PCでの複雑な設定を必要とせず、あらかじめ用意されたテンプレートに写真を当てはめるだけで、手軽にAIダンス動画を作成できます。

以下で代表的なアプリをご紹介します。

MyEdit

ブラウザ上で手軽に、最新のAIダンス動画や流行のミーム(ネットで話題のパロディ)をワンタップで作れる万能アプリです。

PhotoDirector

静止画の加工技術を活かし、写真やイラストの雰囲気を壊さずに表情までイキイキと踊らせることが得意なアプリです。

PowerDirector

本格的な動画編集機能に加え、ダンスの動きを別のキャラにトレースさせるなど、一歩進んだクリエイティブな表現が可能なアプリです。

YouCam Video

レタッチ(美肌補正など)に強く、作成したキャラクターをより美しく、スタイル良く踊らせたい時にぴったりの映え重視アプリです。

Vidnoz AI

テンプレートやアバターが非常に豊富で、サインアップ不要で試せる手軽さもあり、ビジネス用の紹介動画にも向いているアプリです。

AIチャットアプリについては下記で解説

生成AIでダンス動画を作成するときの注意点

AIダンスを楽しむ上で、著作権や商用利用のルールを確認することはとても大切です。使う画像や音楽も各AIツールによって規約が異なるため、使う前に一度目を通しておきましょう。また、実在する人物の写真を使う場合は肖像権への配慮も欠かせません。皆さんが安全に、そして安心して活動を続けるためにも、SNSの投稿ガイドライン等を守った適切な利用を心がけましょう。

また既存のキャラクターに似すぎていると権利侵害になるリスクがあるので、公開前には他人の権利を傷つけていないかを優しくセルフチェックする習慣をつけておくと安心です。

なお、生成AI全般のリスクについては下記で解説しています。

生成AIでダンス動画を作ってみよう!

AIダンスは、誰もが自由な発想で高品質な動画を作れる新しい表現手法です。生成AIで作成した画像、音楽、動画を適切に組み合わせることで、オリジナリティのあるコンテンツを効率的に制作できます。

著作権や肖像権といったルールを正しく理解し、配慮を忘れないことは大切ですが、新しい技術を味方につけることで、皆さんの情報発信やビジネスの可能性はさらに広がっていくでしょう。

まずは身近な素材から、AIダンスの世界を体験してみてはいかがでしょうか。

最後に

いかがだったでしょうか?

AIダンス動画を自社のSNS運用や商品PRにどう活かすか、制作フロー設計からツール選定、商用利用ルールの整理まで具体的に検討したい企業向けの内容です。

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