
- NovelAIは小説やアニメ風イラストを簡単に生成できるAIツール
- V4.5 FullやVibe Transferで画像品質・表現力・編集性が向上
- 無料プランあり、日本語対応で初心者でも簡単に利用可能
皆さんは、小説を書いてみたいと思ったことはありますか?
実際、学生時代に完全オリジナルの小説をちょっと書いていたことがあるという方は意外と多いと思います。
しかし、時間がなかったり、途中でどうやってストーリーを展開して良いのかわからなくなったり、アイデアが思い浮かばなかったり、さまざまな理由で挫折した人が多いことでしょう。
そんな方に朗報です。NovelAIというAIツールを活用すれば、短い文章から小説のような文章を生成することができます。
今回は、そんなNovelAIの特徴や使い方について紹介します。後半では実際にNovelAIを使って物語を作ってみた様子も公開しているので、ぜひ最後までご覧ください。
\生成AIを活用して業務プロセスを自動化/
NovelAIとは

NovelAIとは、短いテキストから小説や画像を生成できるAIツールです。アメリカのデラウェア州に本拠を置くAnlatan社が提供しています。
元々は、小説などのテキスト生成機能をメインとしていましたが、アニメ風のイラストを生成できる機能の追加や、2023年11月には、新モデルである「NovelAI Diffusion Anime V3」のリリースなど、度々注目を集めてきたツールとして有名です。
NovelAI Diffusion Anime V3では、デノイジング拡散確率モデル(DDPM)を基に開発されているので、出力される画像のクオリティーが上がっており、細部まで質の高い画像を出力できる画像生成AIツールとしても人気があります。
なお、画像生成AIツールについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

NovelAIのアップデート情報
ここでは、NovelAIの画像生成モデルのアップデートについて紹介します。NovelAIは定期的にモデルが更新されており、画像品質やプロンプト理解力、編集機能などが継続的に改善されています。
NovelAI Diffusion V4 Fullが登場
Anlatan社は2025年3月、画像生成AIモデル「NovelAI Diffusion V4 Full」を公開しました。従来の「V4 Curated」をベースにデータセットを追加し、約23万時間分のH100コンピューティングリソースを使って開発されたモデルです。
このアップデートにより、画像生成の品質や編集機能が大きく強化されました。
自然言語によるプロンプト入力
自然言語で画像生成の指示ができるようになり、文脈サイズは512トークンまで拡張されました。さらにテキストエンコーダーがCLIPからT5に変更され、より複雑なプロンプトでも高品質な画像生成が可能になりました。
マルチキャラクター生成
1枚の画像内に最大6名のキャラクターを同時に生成できます。キャラクターごとのプロンプトや配置位置を個別に指定でき、「抱き合う」「会話する」といったアクションも自然言語で設定可能です。
画像の部分修正
画像の特定部分を選択して高解像度で修正できる機能が追加されました。選択した領域は自動で拡大されるため、細部まで精密な編集が可能です。
テキストレンダリング機能
生成した画像に自然言語でテキストを挿入できる機能が追加されました。テキストのスタイルや配置も指定でき、「no text」タグを使えば不要な文字生成を防ぐことも可能です。
これらの新機能を活用して、NovelAIをさらに効果的に使いこなしてみてください。
NovelAI Diffusion V4.5 Fullが登場
2025年5月にはNovelAI Diffusion V4 Fullのアップデート版として、NovelAI Diffusion V4.5 Fullを公開しました。
機能的な部分についてはあまり変わりませんが、データセットの更新や拡張が行われたことにより、画像品質や忠実度、プロンプトの理解力、複数キャラクターの描き分け機能などの部分がV4と比較して向上しました。
そのほかにも、画像生成時に役立つタグが追加されたり、レンダリング機能が向上したため大文字以外でも画像内に文字を綺麗に追加できるようになっているなど、さまざまな部分で進化が行われたバージョンとなっています。
Vibe Transferが実装
Vibe Transferは、手持ちの画像の雰囲気を参考にしながら、新しいイラストを作れる機能です。例えば、この色合い好きだな、この光の感じいいなと思った画像を読み込ませると、そのテイストを反映した別のイラストを生成できます。キャラクターや構図は変えつつ、全体の空気感だけを似せたいときに便利です。

使い方は、画像生成画面で参考にしたい画像をアップロードして、Vibe Transferを有効にするだけ。あとはいつも通りプロンプトを入力します。反映の強さも調整できるので、しっかり寄せることも、ほんのり雰囲気だけ借りることもできます。
NovelAIの特徴
NovelAIには、主に次のような特徴があります。
- 短いテキストから小説を生成できるストーリー生成AI
- アニメ風イラストを生成できる画像生成機能
- ストーリー内容に沿ったキャラクターやシーンの画像生成が可能
- ブラウザで利用でき、日本語にも対応した使いやすい設計
NovelAIは、もともと短い文章から小説などのテキストを生成するAIツールとして開発されました。簡単な単語や短文を入力するだけでストーリーを自動生成できるため、アイデアはあるものの文章化が苦手な人でも物語を作りやすいのが特徴です。
さらに、ストーリー生成機能と連携して画像生成も行うことができます。生成した物語の内容に合わせてキャラクターや情景を描いたイラストを作成できる点は、他のAIツールにはあまり見られないNovelAIならではの強みといえるでしょう。
他の画像生成AIとの特徴を比較
NovelAIは、ストーリー生成と画像生成を組み合わせて使えるのが大きな特徴です。テキスト生成では、長編向きのErato、扱いやすいKayra、長文対応のGLM-4.6など複数のモデルが用意されており、用途に合わせて使い分けることができます。
画像生成ではV4.5系モデルが中心で、自由度の高い「Full」と出力を安定させやすい「Curated」があります。特にアニメ調のイラスト生成が得意で、シンプルなプロンプトでもイメージに近い画像を作りやすい点が魅力です。
とはいえ、画像生成AIはほかにもたくさんあり、それぞれ得意な表現や使い勝手が異なります。他の画像生成AIとの主な違いを、以下の表にまとめてみました。
| AIツール | 得意な表現 | 特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| NovelAI | アニメ風イラスト | 小説生成と画像生成を連携できる | 二次創作、キャラクター制作、ストーリー制作 |
| DALL-E 3 | 抽象・アート系 | 直感的な操作で初心者でも使いやすい | アイデア出し、デザイン素材 |
| Stable Diffusion | リアル・写実系 | 高いカスタマイズ性で細かく調整できる | 写実系画像、商用ビジュアル制作 |
DALL-E 3は操作のわかりやすさが特徴です。AIツールをあまり使ったことがない人でも扱いやすく、アイデア出しやデザイン素材づくりにも向いています。Stable Diffusionは、リアルで細密な画像生成が得意で、細かな設定を調整できる自由度の高さが魅力です。ただし、その分少し操作が難しく感じる人もいるかもしれません。
NovelAIの使い方
次に、NovelAIの使い方についてご紹介します。
まずは、NovelAI公式サイトにアクセスします。

アクセスすると上記のようなページに移動するので、まず初めに右上の「ログイン」をクリック。

クリックするとログイン画面に移動します。まずはアカウントを作る必要があるため、画面上部の「サインアップ」をクリックします。

すると、アカウント作成画面に移動するので、赤枠にNovelAIで利用する「メールアドレス」と「パスワード」を入力。
入力が完了したら、その下の「書き始める」ボタンをクリックしてください。

次にメールアドレスの確認画面に移動するので、登録したメールアドレス宛にNovelAIからメールが届いているか確認しましょう。

登録したメールアドレスに問題がなければ上記のようなメールが届いているはずなので、メール内の「メールアドレスを認証」ボタンをクリックすれば登録は完了となります。

登録が完了すると上記のようなダッシュボードに移動するため、赤枠の「新しい物語」をクリックすることで、テキスト生成画面に移動することができます。
NovelAIを使ってみた!
ここからは、実際にNovelAIを使ってみた様子をご紹介します。今回は、小説の生成と画像生成の2つを試しながら、どのような結果になるのか検証してみました。NovelAIがどんなストーリーを作ってくれるのか、そしてどんなイラストが生成されるのかを順番に見ていきましょう。
NovelAIのストーリーテラーで小説を作ってみた
まずは、NovelAIのストーリー生成機能「ストーリーテラー」を使って、小説を作ってみます。短い文章を入力するだけで物語を生成できるのが特徴ですが、実際にはどのような文章が出力されるのでしょうか。
今回は簡単なプロンプトを入力し、AIがどのようにストーリーを展開するのかを試してみました。

ダッシュボードから「新しい物語」をクリックすると、上記のような画面に移動します。

ストーリーテラーをクリックすると、上記のようなテキスト入力画面に移動します。
今回は、短文からNovelAIがどのような文章を生成してくれるのか試してみたいので、「いつもの朝」というプロンプトを入力してみます。

入力結果はこちら。なんかいい感じの文章を生成してくれましたが、とてもおかしなことになってしまいましたね。学校に行く前に目的地に行くと言っておきながら、次の行ではもう学校に行ってしまっている……
ただ、その後は物語として成立しそうなので、形になるように編集を施します。

ちなみに黄色い文字は著者が入力したプロンプトで、青い文字は著者が編集した部分です。
先ほど、NovelAIに出力してもらった文章を上記のように修正してみたので、この状態から再度NovelAIに続きを書いてもらいましょう。

結果は、上記の通りです。
どうやら、NovelAIの設定では友達は幼馴染の女の子らしく、主人公のことが好きなようです。そして目的地に向かうのではなく、どうしても学校に向かわせたいようですね・笑。
しかし、幼馴染が主人公に挨拶をした際の表情の描写や会話シーンには特に違和感もないので、この部分に関しては小説らしい文章が生成されたのではないでしょうか。
では、さらに文章を作成していきたいと思うので、おかしなところに少し修正を加えてみます。

手動で修正した内容はこちら。今回は「学校」を「目的地」に変更しただけで、ほとんどNovelAIが出力した内容には手を加えず、最後の一文だけを付け足してみました。

すると、目的地について何も教えられていないはずの主人公が、幼馴染の行きたい目的地まで案内するという話の流れになってしまいました。
しまいには、主人公も目的地については何も教えてもらっていないのに案内を頼まれた。など意味不明な展開になってしまいました。
NovelAIを利用するまでは「物語なんて書けないだろう」と思っていましたが、「いつもの朝」という短文から物語の序章のような文章を生成することができたので、興味のある方はぜひ最後まで物語を作ってみてください。
NovelAIの画像生成機能を使ってみた
続いて、NovelAIの画像生成機能も試してみます。NovelAIはアニメ調のイラスト生成に強いことで知られていますが、実際にはどのような画像が作れるのでしょうか。
今回は簡単なプロンプトを入力し、生成されるイラストのクオリティを確認してみました。

まずはダッシュボードから「画像ジェネレーター」を選択します。すると、ライセンス同意の画面が表示されるので「承諾」を押しましょう。

承諾を押すと先に進み、プロンプト入力画面になります。右側にはギャラリーがあり、他のユーザーが生成した画像が表示され賑やかです。

今回はプロンプトに「学生の女の子」と入力し、ネガティブプロンプトには「bad hands」と入力してみました。

NovelAIのプロンプト活用術・使いこなしのコツ
ここからは、NovelAIで画像生成を行う際に役立つプロンプトのコツを紹介します。プロンプトの書き方を少し工夫するだけで、生成される画像のクオリティやイメージの再現度が大きく変わります。
ポジティブプロンプトとネガティブプロンプトを使い分ける
プロンプトとは、AIに生成してほしい内容を伝える指示文のことです。NovelAIでは、描いてほしい要素を指定する「ポジティブプロンプト」と、描いてほしくない要素を指定する「ネガティブプロンプト」を組み合わせることで、より理想に近い画像を生成できます。
例えばポジティブプロンプトでは、次のような品質向上タグがよく使われます。
- {{{best quality}}}(最高品質)
- {{masterpiece}}(傑作)
- {{illustration}}(イラスト風)
- {{ultra-detailed}}(超詳細)
- {{finely detail}}(精密描写)
一方、ネガティブプロンプトを設定すると、画像生成時の破綻を防ぐことができます。
- worst quality(低品質防止)
- lowres(低解像度防止)
- bad anatomy(不自然な体型防止)
- bad hands(手の不自然さ防止)
- missing fingers(指の描写漏れ防止)
この2つを組み合わせることで、より安定した画像生成が可能になります。
重要なキーワードはプロンプトの前半に書く
NovelAIでは、プロンプトの前に書かれた単語ほど優先度が高くなります。そのため、キャラクターの特徴や画風など重要な要素は、できるだけ前半に配置するのがおすすめです。
下記のように、単語はカンマと半角スペースで区切りましょう。
girl, long hair, blue eyes強調タグを使って表現を調整する
NovelAIでは、特定の単語を強調したり弱めたりすることで、画像の仕上がりを調整できます。
| 調整方法 | 記述方法 | 例 |
|---|---|---|
| 強調 | {単語}で囲む | {long hair} |
| 弱める | [単語]で囲む | [big eyes] |
こうしたタグを使うことで、特定の要素を強調したり、強すぎる表現を抑えたりすることができます。
NovelAIの重要なパラメータ設定
NovelAIでは、プロンプトの書き方だけでなく、各種パラメータを調整することで画像生成の結果を細かくコントロールできます。ここでは、画像生成時に知っておきたい主なパラメータをまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル選択 | 生成する画像の方向性を決める設定。Curatedは高品質なアニメイラスト向け、Fullは自由度の高い生成が可能、Furryはケモノキャラクターに特化 |
| 画像サイズ | Small・Normal・Largeの3種類。サイズが大きいほど高解像度になるが、Anlasの消費量も増える |
| Step(学習回数) | 画像生成の処理回数。数値を上げると精度は高くなるが、上げすぎると品質が不安定になることもある |
| Scale(スケール) | プロンプトへの忠実度を調整するパラメータ。数値が高いほど指示内容に沿った画像が生成されやすい |
| Number of Images | 一度に生成する画像の枚数。枚数が増えるほどAnlasの消費量も増える |
| Add Quality Tags | 有効化すると「masterpiece」「best quality」などの品質タグが自動でプロンプトに追加される |
なお、画像生成AI「Stable Diffusion」について詳しく知りたい人は、下記の記事も合わせてお読みください。

NovelAIの活用事例
ここまでで、NovelAIの概要や使い方については理解いただけたでしょう。
では、NovelAIはどのように活用されることが多いのでしょうか。次にNovelAIの日常での活用事例についてご紹介します。
特定のアニメの二次創作
こちらのポストにある通り、NovelAIを活用すれば特定の漫画やアニメなどの二次創作ストーリーを生成することができます。
例えば、テキストを生成する前に、二次創作したい漫画やアニメの設定をNovelAIに読み込ませておきます。その後、適当な単語を入力すれば、NovelAIが漫画やアニメのキャラクターや内容を取り入れた文章を考えてくれるので、手軽に二次創作ストーリーを生成することが可能です。
しかし、現状は設定理解度が低そうなので、適宜手直しが必要となるでしょう。
ストーリーに沿った画像生成
冒頭でもご紹介した通り、NovelAIにはストーリー生成機能と連動して画像生成を行うことができます。
こちらのポストをご覧いただければわかる通り、初めの2行ほどの英文を入力してまずはストーリーを生成し、ストーリー生成後にその内容に沿った画像を出力することができます。
プロンプトの内容は、静かな図書館で女の子が本棚に本を戻すシーンのような記載がありましたが、実際に出力された画像には本棚は存在せず、教室のような場所で女の子達が向き合う場面が生成されています。
画像生成AI用にプロンプトを考えることが苦手な方にはとても便利なツールですが、出力される画像にこだわりをもちたい方は、別で画像生成を行った方が良いかもしれません。
画像の一部を修正
NovelAIに搭載されている画像生成AIの中にインペイントという機能があります。
公式のポストにもある通り、画像の一部を変更できるという機能で、例えば生成した画像の一部が破綻しているので、その部分の修正に使ったり、特定のキャラクターの髪色や表情を変えたりなど、画像を好みに合わせて編集することもできます。
また、任意の背景に特定のキャラクターを配置することも可能なので、使い方次第ではストーリー生成機能で作った物語の内容に合わせた好みの画像も作ることができるでしょう。
小説の作成
NovelAIを活用すれば小説も簡単に作成することができます。
上記のポストでは、画像の1行目のみユーザーが入力して文章を生成した様子が公開されていますが、内容を見てみると状況や1行目の雰囲気にあった内容の文章がしっかり生成されていることがわかります。
特に、「パンケーキを頭にのせた天使」という、現実離れした状況をしっかり把握しており、出力された文章では戸惑っていることがわかるように3点リーダーが使われていたりと、なかなか表情豊かだなと感じました。
画像の背景切り抜き
NovelAIでは画像生成も可能ですが、画像の背景を切り抜きすることが可能です。
上記のポストでは、背景画像の切り抜きが行われた様子が公開されていますが、髪の毛の先や細かい部分まで綺麗に切り抜かれていることから背景切り抜き精度が非常に高いことがわかります。
また、背景切り抜きだけではなく画像のカラー調整できるため、どのような背景画像でも馴染みやすく色を調整できるのもポイントと言えるでしょう。
同じ画像の差分作成
NovelAIでは、同じキャラクターのデザインをベースに、表情やポーズの違うイラストを作成することもできます。プロンプトを少し調整することで、怒り顔や笑顔、困り顔など、さまざまな表情の差分画像を作ることが可能です。
例えば、以下のように、同じキャラクターの表情違いのイラストを生成している事例も投稿されています。
このように差分画像を作成すれば、キャラクター設定資料やSNS投稿用の素材としても活用できます。特にオリジナルキャラクターを制作している人にとっては、表情パターンを簡単に増やせる便利な使い方といえるでしょう。
NovelAIのビジネス活用事例4選
ここでは、NovelAIが実際のビジネスでどのように活用されているか、またはその可能性があるかについて、具体的な事例をご紹介します。
ゲームやアニメ制作の支援
NovelAIはゲームやアニメの制作プロセスを効率化するツールとして役立ちます。
ゲーム開発分野では、ストーリーの構築やキャラクター設定をはじめ、背景やアイテムといったビジュアル要素も重要です。NovelAIを活用すると、プロンプトを入力するだけで簡単にこれらの素材を生成することが可能です。
また、アニメ制作では多くの背景画像やキャラクター以外の素材が必要になります。NovelAIはラフなスケッチを高品質なイラストに変換することが可能であり、大幅な制作コスト削減につながります。
ゲーム業界における生成AIの活用は下記で解説

コンテンツ作成の効率化
ウェブサイトや動画コンテンツを制作する際、視覚的に魅力があり、なおかつ分かりやすいイラストが求められます。
これを外部のクリエイターに依頼するとイメージと異なる成果物になる可能性もありますが、NovelAIを使用すれば、プロンプトを調整しながらイメージを壊さずに多様な画像を生成することができます。
繰り返し画像を生成することで、ターゲットユーザーやテーマに最適な素材を低コストで入手することが可能になるため、効果的で魅力あるコンテンツを提供できるようになるでしょう。
生成AIの業務効率効果は下記で解説

NFT市場での活用
近年拡大しているNFT市場においても、NovelAIを活用するケースがあります。
NFT(非代替性トークン)はブロックチェーン技術を用いて、デジタルデータの真正性を証明できる仕組みで、唯一性をもつデジタルアートとしての価値があります。
NovelAIで生成した画像をNFTとして販売することで、新たなビジネスの可能性が広がります。NFTは世界中で取引され、透明性のある市場で価値を生み出せるため、投資対象としても注目されています。
マーケティング分野での活用
マーケティングにおいて商品の訴求方法はさまざまありますが、NovelAIを活用すれば新たなアイディアを得ることができます。
例えば、自社商品のシャンプーの認知拡大を目的とした広告を出稿する際に、画像内に入れるキャッチコピーを考えてもらったり、SNSでの広報活動を行う際の投稿分をNovelAIから出力した小説風の文章を小分けに投稿して続きが読みたくなるような内容にしてみたりと、さまざまな使い方ができます。
そのほかにも、画像生成を活用して商品画像に手を加えたり、画像背景を切り抜いたりすることもできるので、マーケティング分野の業務負担を減らすことにもつながります。
これらの活用方法を参考にしながら、自社のビジネスモデルや目標に適したNovelAIの活用法を検討してみるのも良いでしょう。
生成AIはマーケティングでも活躍

NovelAIの料金プラン
NovelAIには、無料で試せる「Paper」プランのほかに、月額プランと都度課金の2つの料金体系があります。月額プランは「Tablet」「Scroll」「Opus」の3種類があり、それぞれ使えるモデルやトークン数、付与されるAnlasの数などが異なります。
まずは、月額プランの違いを表で確認してみましょう。
月額課金プラン
| プラン名 | 料金 | テキスト生成時の使用モデル | トークン数 | Anlasの付与数 |
|---|---|---|---|---|
| Paper | 無料 | モデルを幅広く試せる | テキスト生成 50回まで | なし |
| Tablet | 10ドル/月 | Kayra 13b | 8,192トークン | 1000 |
| Scroll | 15ドル/月 | Kayra 13b | 12,288トークン | 1000 |
| Opus | 25ドル/月 | Llama 3 Erato 70b | 28,672トークン | 10,000 |
TabletとScrollの違いは、トークン数がScrollのほうが大きい点。長文を生成する必要がある場合は、Scrollのプランを選ぶのがおすすめです。
Opusプランに関しては、テキスト生成時の使用モデルはKrakeとLlama 3 Eratoの両方が使用できます。Anlasも10倍の10,000ポイント付与される上に、Anlas消費なしの画像生成もできるため、NovelAIを頻繁に利用する方はOpusプランに加入すると良いでしょう。
都度課金の場合
NovelAIには上記の月額プランのほかに、その都度、有料課金して使えるプランもあります。
以下の表に料金や内容をまとめましたので参考にしてください。
| 価格(ドル) | Anlasの数 | 1ドルあたりのAnlasの数 | 生成可能枚数の目安(※) |
|---|---|---|---|
| 4.79 | 2,000 | 417 | 約166枚 |
| 8.19 | 5,000 | 610 | 約416枚 |
| 13.99 | 10,000 | 714 | 約833枚 |
※画像生成では1024×1024ピクセル、28ステップ、同時生成数一枚の時の目安
NovelAIの商用利用について
NovelAIのサービス利用規約を見ると、生成したコンテンツの全ての権利および所有権はユーザーが保持すると明記されており、商用利用の制限についても記載されていないため、問題なく商用利用できます。
しかし、画像生成AIから出力された画像を使用したことで、意図せずに著作権や肖像権の侵害を起こしてしまうリスクも存在します。以下にその可能性や対策方法について解説します。
著作権に関する注意
NovelAIをはじめとする生成AIが作り出す画像は、著作権上の問題を引き起こす可能性があります。NovelAIを提供するAnlatan社は、生成コンテンツの著作権を主張しない方針です。
しかし、AIが既存の著作物に似た画像を偶然生成してしまうリスクはあります。多くの生成AIはインターネット上の画像データをもとに学習しているため、結果として既存作品に近い画像が出力される可能性があるためです。
実際に、他のAIサービスでは著作権問題が発生し、サービス停止に至ったケースもあります。NovelAIの場合はすでにトレーニング済みのモデルを利用しているため、同様のトラブルが起こる可能性は比較的低いとされています。ただし、リスクが完全にゼロというわけではありません。特に商用利用する場合は、生成された画像や文章が既存作品に似ていないかを公開前に確認することが大切です。
NovelAI類似モデルに関する注意
NovelAIの元となるモデル「Stable Diffusion」を基に開発されたAIモデルが2023年に流出し、類似のAIサービスが出回っています。
これらのサービスは一見するとNovelAIと同じレベルのクオリティを持つように見えますが、セキュリティや個人情報保護の観点からリスクを伴う場合があります。安全のために公式以外のサービスの利用は控えることをおすすめします。
得意・不得意分野の理解
NovelAIはアニメ風の画像生成を得意としますが、実写系画像の生成に関してはやや精度が落ちる傾向があります。そのため、リアルな画像生成が求められる用途にはStable Diffusionのリアルモデルや、PixAIなど、実写系に強いAIを選ぶことを推奨します。
AIごとの強み・弱みを理解し、用途に適したツールを適切に選択することが重要です。また、商用利用可能だからといって、全てのコンテンツが利用できるわけではないので、公開前には類似の作品がないかなど、人の目でチェックする必要があるでしょう。
\画像生成AIを商用利用する際はライセンスを確認しましょう/
NovelAIの退会(サブスク解約)方法とAnlasについて
ここでは、NovelAIのサブスクリプションを解約する方法や、その後に利用できるAnlasの有効期限について詳しく説明します。
サブスク解約方法
以下の手順でNovelAIのサブスクリプションを解除できます。
- マイページ右上の設定アイコン(歯車マーク)をクリックします。
- 「Account」を選択し、現在のプラン表示(Current Tier)の横にある「Manage」をクリック。
- 「Unsubscribe」を選び、手順に沿って解約が完了します。
サブスクリプションを解約しても、その時点で残っているAnlasはそのまま残り、期限なく利用可能です。新たにAnlasは付与されませんが、既存のAnlasを使って画像生成ができます。
したがって、画像生成の頻度が少ない月や、余ったAnlasがある場合は、一時的にサブスクを解約すると効率的に利用できます。再び必要になった際に、簡単に再登録することが可能です。
アカウントの削除方法
次に、アカウント自体を完全に削除したい場合は、以下の手順で進めます。
- サブスクリプションを事前に解除する必要があります(登録中は削除不可)。
- Account画面の「Delete Account」の項目にある「Request」をクリックし、手順を進めて削除します。
アカウント削除後は、NovelAIの全サービスを利用できなくなりますので、今後、再利用する予定がない場合のみ削除を行ってください。
個人的には、今後も利用する可能性があるなら、アカウントだけは残しておき、Anlasの残り具合に応じて、上手にサブスクの管理をすることをおすすめします!
なお、Googleの画像生成AI「Imagen」について詳しく知りたい人は、下記の記事も合わせてお読みください。

NovelAIに関するFAQ(よくある質問)
ここからは、NovelAIに関してよく寄せられる質問にお答えします。
NovelAIを活用してみよう!
今回、実際にNovelAIを利用した感想としては、とてもユニークなAIツールだと感じました。
著者は今まで小説のような物語を書いたことがなかったのですが、ほんの少しの情報からストーリー展開を考えてくれるので、NovelAIと一緒に物語を作っているという楽しさと、次はどんなストーリーが生成されるのだろうというワクワク感を味わうことが出来ました。
また、生成された物語を部分的に編集したり、続きの指示を出すだけで、NovelAIが物語の続きを考えてくれるので、特に難しい操作もなく、誰でも簡単に利用できる仕様になっているのも魅力の一つでしょう。
無料で50回分は文章を生成できるので、興味のある方は一度利用してみてはいかがでしょうか。
最後に
いかがだったでしょうか?
NovelAIなどの生成AIツールは、アイデアを文章にする壁を越える手伝ってくれます。文章作成や画像生成の効率化を通じて、クリエイティブな可能性を最大限に引き出しましょう。
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